山口 大輔
赤物第一部 2002年入社私は赤物部のセリ人です。仕事は主に長崎沿岸で水揚げされる魚介類のセリ、その後翌日のセリにかける魚介類の集荷(仕入)が主な仕事です。
膨大な知識と経験がセリ人には必要です!!
セリでは20人以上の仲買人達がその魚に対して一斉に値段を発声します。
その声を瞬時に聞き分け、誰が一番高いのかを判断しなければなりません。
荷主は1円でも高く売りたい、仲買人は消費者に少しでも手頃な価格で届けたい、だからセリ人はその間に立ち、なるべく両者が満足のいく値段で売らなければならない。そのためには常に各市場の相場や、水揚げ状況など把握しておく必要があります。
セリに入る前までに、売る魚のあらゆる情報を収集し、そして自分なりにいくらで売ろうと値段を決めます。多種多様の魚が並んでいるので、すべて把握することは至難の業ですが、いざ売りだして自分の思い描いていたようにセリが円滑に進んだときに”やりがい”を感じます。
目標は一目置かれるセリ人になること
セリの現場に絶対や必ずはない。その場の状況に応じて的確な判断を下せる知識と経験が必要になります。セリに答えはない・・・すごく奥が深い仕事なんです。
セリをミスなく円滑に仕切れて、荷主 仲買人のどちらからも信頼されるセリ人を目指します。
早起きは慣れる!!
魚市という朝の早い特殊な時間帯の職場ですが、人より先に起きて仕事し、昼前には終わるし、朝の出勤ラッシュも夕方のラッシュもあいません。 個人的におすすめポイントです。