飯蛸:イイダコ



 特徴と種類 

体長20cmほどの小型のタコです。水深10mから20mの砂地に生息しています。長崎魚市には、島原半島や有明海のものが水揚げされています。長崎魚市では
イダコ”と呼びます。イイダコは、冬が旬で、雌ダコは卵を頭(実際は腹部)にかかえ、ゆでるとご飯粒のようになるために”飯(いい)ダコ”と呼ばれます。



 調理メモ 

身は軟らかいので、新鮮なものならスミ袋を取り、塩でよくもんで沸騰したお湯に足から入れ、15分から20分ほどゆでると簡単です。また、刺身・酢の物にしたり、甘辛く炊いてもおいしくいただけます。

選び方: ハリがあるもの。
(長崎魚市では)オスとメスを選別している。メスのほうが頭が白くておいしい。

塩ゆで

煮付け(桜煮)
(塩でもんでヌメリを取り生のままから煮付ける)

唐揚げ
  • 頭部分・・・塩ゆで、煮付け

  • 足部分・・・唐揚げ 

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