鰆:サワラ
狭腰:サゴシ    


 特徴と種類

日本から東シナ海の沿岸海域に生息しています。特に、瀬戸内海で多く漁獲されています。全長50cmのちいさいものをサゴシ(東京ではサゴチ)と呼び、70cmぐらいのものをヤナギと呼びます。体は側扁し、側線は波状でたくさんの細枝があります。背側の色は青灰色、腹側が白っぽくなっています。背ビレと尻ビレの後に離ビレが8個ずつあります。全長1m、4月から6月に産卵します。春が旬で、1,2月の脂ののった”寒サワラ”は特においしいです。



 調理メモ

刺し身にできますが、身がやわらかいので、塩焼き、照り焼き、みそ焼き、粕漬けにすると食べやすくなります。冬に獲れる”寒ザワラ”と呼ばれ、とても美味です。サゴシは、から揚げにして南蛮漬けにするにはちょうどいい大きさです。

長崎のさかな辞典へ

 

Copyright:2003 長崎魚市株式会社
Nagasaki Uoichi co.Ltd