鯥:ムツ    


 特徴と種類

日本では、ムツと黒ムツの2種類があります。区別の仕方は、側線のウロコの数の違いです。ムツは50個から56個、黒ムツは60個以上あります。水深200mから700mの岩礁に生息し、11月から3月は、浅いところで産卵期をむかえます。幼魚は夏になると、深さ10mほどの岩礁地帯に移り、秋から冬にかけて深海に入っていきます。成魚は鋭い歯をもち、魚類、エビやイカなどを食べ、体長60cmから1m以上にもなります。冬が旬です。



 調理メモ

刺身、塩焼き、照り焼き、ちり鍋の具など、脂がのっておいしく食べられます。

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