黒鯛:クロダイ

 特徴と種類

真ダイヘダイキダイなどの種類があります。関西では、チヌと呼ばれています。水深50mほどの砂泥地帯に生息し、4月から9月にかけて産卵し、幼魚は河口付近で成長します。幼魚はすべて雄で、その後雌雄同体になり、成魚になると雌雄異体に性転換します。悪食でも有名で、エビ・カニ・貝・ノリなんでも食べ、古書によると、クロダイ釣りのエサは「その場所のエサを使用するのが一番」ということで、房総ではスイカ、静岡ではミカン、他にサツマイモ、メロンまでが釣りエサにされています。夏から冬が旬です。



 調理メモ

洗い、刺身、塩焼き、ちり鍋の具など、真ダイと同じように調理できます。

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