黄鯛:キダイ     


 特徴と種類

南日本・東シナ海の水深80m以上の砂泥底に生息しています。体色は黄赤色で、背部に黄色の斑点があります。両アゴに犬歯があり、甲殻類・魚類などをエサにしています。体長40cm前後までなります。地方によってはハナダイ(花鯛)とも呼ばれています。長崎魚市には、東シナ海及び五島近海で延縄によってぎょかくされたキダイが日本全国へ発送されています。長崎魚市では、キダイのことをレンコとかレンコダイ(連子鯛)と呼び、水揚高は日本一です。



 調理メモ

結婚式・ひな祭り等のお祝いの膳に必ずのっています。塩焼き、煮付け、吸い物にできます。15cm以下の小さいものは、エラと内臓を出して2、3日干したものをから揚げにして、三杯酢に漬け込むと”南蛮漬”のできあがりです。


塩焼き
前日に塩したほうがおいしい

煮付け

南蛮漬け
おせち料理の定番。
唐揚げした後、酢でしめているので
骨ごと食べられる

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