魳:カマス

      

 
 特徴と種類

黒カマス、赤カマス、大和カマス、鬼カマスなどの種類があります。体はスマートですが、鋭い歯を持っています。本州中部以南に生息し、体長は50cmから大型のものになると2メートルにもなります。赤カマスは「本カマス」とも呼ばれ、ずんぐりとした体型をしています。鬼カマスは、シガテラという有毒をもっており、人を襲うことがあります。長崎魚市場には、五島灘や橘湾で漁獲された黒カマスと赤カマスが、水揚げされています。

 
 調理メモ

カマスは、水っぽく、淡白なので塩焼きにするといいでしょう。また、開いて塩水に漬けたものを日陰に干して”カマスの開き”にすると、一層おいしくなります。

  赤カマス・・・大きくて鮮魚向き
  黒カマス・・・赤カマスに比べて水分が多く鮮度が落ちやすい

選び方】 1.身がよく締まっている
2.持ったとき体がピンとして腹が固い
3.しっかりウロコが付いている


フライ


ムニエル


塩焼き

水分がやや多いので食べる前日に塩をする

長崎のさかな辞典へ

 

Copyright:2003 長崎魚市株式会社
Nagasaki Uoichi co.Ltd